自らお客の元に麺を持っていく店主に、サービスとして大切なことを教えてもらった話。

先日、仕事で宇都宮に行きました。午前の仕事が終わった昼過ぎ、突然つけ麺を食べたくなり、良さそうなお店を探していました。

スマホで調べていると、とあるお店が目に止まり、早速行くことにしました。

その店の店主の行動が、サービスとして素晴らしと感じたので、今日はその店主のから「良いサービスには、少しの面倒を加えること必要」ということを考えてみます。宇都宮市街から少し離れたところに、そのお店はありました。田舎の飲食店と同様に、東京では考えられないような大きな駐車場を付設してあります。

食べログなどの評価も高く、現地の有名店でした。ランチの時間帯は、お客さんがかなりの行列を作るそうです。幸い、僕が着いたのは14時前だったので、人はそこまで多くはなかったです。

それでも10分ほどは待ったので、やっぱり人気なんだなぁと感じていました。

ようやく席に座り、注文したつけ麺を待っていました。店内を見渡すと、スープはもちろんのこと、麺へのこだわりを強調する表示がありました。

「麺を茹で上げるのに、少し時間がかかります。」そのような記載もありました。

確かに待っていると、他のつけ麺やよりも長かったような気がします。

スマホをいじりつつ、顔を上げると、僕は驚きました。

店主自ら、茹で上がった麺を各テーブルのお客さんに運んでいたのです。
もちろん僕のところにも、「つけ麺の麺です」と持ってきてくれました。

少なくとも僕がラーメン / つけ麺屋では体験したことがないサービスでした。
本当に自分が作った麺に対して愛があり、お客に渡すギリギリの瞬間まで見届けたいんだなと感じました。

でもよくよく考えると、ただ店主が自分で麺を持ってきている、ただそれだけの行動なんです。そんな大したことでもない。しかもまさにランチタイムという時は、それだけ他のお客に届けるのが遅れます。

しかしこの一手間により、他のお店よりも圧倒的に記憶に残ったことは確かでした。小さな一手間を加えることで、お客さんの印象に残ったり、また使いたいと思うようなサービスになるんだなぁ。

リアルな現場でも、web上でのサービスでも共通して言えることです。

この日の翌日も宇都宮に仕事に行きました。お昼には別の有名店で再度つけ麺を食べました。ここもキレイでオシャレで美味しかったです。でもまた行きたいのは、店主自ら持ってくるつけ麺屋です。

一手間が、その後の僕の消費行動を決めてしまいました。

サービス設計として、細部の面倒な一手間をどれだけ追求し、実行できるか。それがとても大切なことなんだと、宇都宮の店主に教えてもらいました。

かばんはハンカチの上に置きなさい―トップ営業がやっている小さなルール

かばんはハンカチの上に置きなさい―トップ営業がやっている小さなルール

  • 作者:川田 修
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009-08-28

んじゃまた。

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